写真展、というのはどうも見方がよくわからない。 インターネットの時代になって、写真を見る頻度と量というのは膨大になった。だからこそ、「プロの写真家」が撮影するものの意義が問われている気がする。
戦場カメラマンのように、「危険を顧みず現地に行ってこそ撮影できる一枚」というのは、よくわかる。でも、日常の1シーンを切り出したような写真の場合、どこがどうプロ的なのか、そういうのがつかみづらい。
こういうのは、回数を重ねていろいろな写真展を見ていけば、感性が培われていくものなのだろうか?
湾岸にある元倉庫を利用したギャラリー。倉庫だけあって、がらんと殺風景な敷地。でもそれがなんとなくモダンっぽくも感じさせる。 入場料800円。
平日ということもあり、客は僕以外誰もいなかった。 僕の受付を済ませたあと、受付嬢は事務所に引っ込んでしまった。 だだっ広いスペースを、僕が独り占め。しばらく写真と、対話した。どこがどうプロ的なのか、と。
(2013.10.03)
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