
ここも小さなギャラリー。スマホのナビがなかったら、うっかり目の前を通り過ぎていた。
店員さんの話によると、写真を中心とした展示を行っているのだという。 アートに対して足を踏み入れたばかり、という僕に対して、いろいろ教えてくれた。 ただ、どうしても「美術館」ではないので商売の話になるのだが。
作家の今後の成長を見越して、作品を買うとかそういう投機的な話も聞かせてもらい興味深かった。

Michael Hitoshiの作品はとても刺激的。現物を写真に収めるわけにはいかないので、東京アーツギャラリーの広告を撮影しておいた。これはMichael Hitoshiの作品を使っている。 東京の上空から、ヘリで夜景を撮影しているのが彼の作品となっている。
ただそれだけ聞くと、Googleアースと一緒のように感じるが、全然違う。夕暮れ時に撮影された街の景色は、まるで精巧な電子回路のようであり、とてもカラフルであり、無機的と有機的の端境にある。ヘリからの撮影にもかかわらず、ピントがきっちりと隅々まで合っており、ビルの屋上も路上も精細に表現できているのも凄い。
見入ってしまう作品。
でも、家にはいらん。今、家には極力物を減らしたい。 生活感がないくらい殺風景なのが、僕の憧れの家。
(2013.10.06)
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