特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美@東京国立博物館平成館

特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美
東京国立博物館平成館

いくつもの洛中洛外図が圧巻。

一つの絵に3,000人もが緻密に描かれているのだから、驚嘆を禁じ得ない。

しかも、そのいずれもが「手抜きのモブ」ではなく、服装も表情も別。 美術観賞用の望遠鏡型ルーペを使っている人が多かったが、確かにそれがないとまともに観賞できない。絵が緻密すぎる。

だから、実物展示のものよりも、他の美術館蔵のため今回はパネルで絵を紹介するに留めている作品のほうが見やすくて良かった。間近で見られるから。

4Kカメラ3台を使った10K映像で龍安寺の石庭をずっとながす、とか、最新技術を取り込んだ意欲的な演出で面白かった。これは大満足。

(2013.10.26)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください