竹橋にある東京国立近代美術館とは別の場所にある。京橋。
建物7階は、日本映画の黎明期から近代までを振り返る常設展と、企画展の会場。
チェコの映画ポスターは独特。広告宣伝というよりもアートの領域。「見せる」んじゃなくて、「魅せる」。
情報をごてごてと詰め込んだ日本の映画ポスターと全く違い、余白の美みたいなものを感じる。 そして、斬新なデザインと色使い。ヌーベルバーグの影響を受けた1960年代のポスターが特に印象的。
さすが共産主義国家だけあって、外国の映画で既に販促ポスターが存在していても、全部自国で一から作り直している。だから、日本映画も、チェコに行けばこんな表現になるのか!と感心することしきり。
地味に面白い展示だった。
(2013.10.26)
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