ファッションブランド『X-LARGE』の創業者で、現在は陶芸家になっているアダム・シルヴァーマンの個展。
渋谷ヒカリエの8階。
渋谷ヒカリエはクリエイティブなものに積極的だ。 この数ヶ月で、僕は三度目の訪問。
アダム・シルヴァーマンの作品は、見た瞬間ぎょっとする。 でこぼこが激しい、壷。溶岩のような荒々しさ、といえば聞こえはいいが、僕は 「海底にしばらく沈めておいて、フジツボがびっしりと付いた器」 という印象を持った。どうやったらこんな作品ができるのだろう?
先日、Kaikai kiki Galleryで見た「村田森 陶展」でもそうだったが、ここでも作品をじっくりと眺めた。陶芸作品は、なかなか見飽きない。作品一つ一つバラバラに展示されているのを見るのは面倒だけど、ずらっと平面に並べられたものを上から俯瞰すると、何だかいくら見ていても平気。心が落ち着く感じがする。
(2013.11.20)
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