『天才TAGAMIの秘蔵大作展』@アツコバルー arts drinks talk

『天才TAGAMIの秘蔵大作展』

TAGAMI(田上允克)の展覧会。

もちろん、この人が誰なのか、どんな作品があるのかさっぱりわからない。

アツコバルーは今回で二度目の訪問。前回、「穴場発見!」と嬉々とした場所だが、今回も素敵な時間を提供してくれた。

客ゼロだった前回とは変わり、今回は年齢層が高めのカップル二組と僕。 でも、靴を脱いで中に入るということ、椅子に座って鑑賞できるということ、1ドリンクつきであるということからくつろぎまくりだ。

BGMがなく、しんと静かな空間なのも相当に心地よい。 客の男性が話し込んでいるのがそれとなしに聞こえてくる。

日本の企業の応接室には、「えっ、こんなのが売れるの?」っていう絵が一杯ある、なんて話をしていた。

「富士山の油絵とか」
「ああ、油でべたべたしているような(笑)」
「あと、花瓶と花、みたいな単純なやつ。こんな絵を買う人もいるんだな、と感心する」

なるほど、確かに思い当たる節がある。この人は話を続ける。

「でも、外資系の企業にいくと、応接室なんかに飾られている絵はモダンアートなんだ。著名な作家のものなんかもあって、これみよがしに作家の名前がわかるようにしてあったりして」

(2013.11.27)

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