
日本橋高島屋の裏手のビル9階にある小さなギャラリー。

そういえば、「画廊」と名がつく場所に足を踏み入れたのは初めてだ。
「ギャラリー」なら数え切れないほどあることを考えれば、対照的だ。
でも、「画廊」も「ギャラリー」も意味合いに差はない様子。
僕の勝手なイメージとしては、「画廊」ってのは、コテコテの額縁に入った、ギトギトの油絵なんかが展示販売されているイメージ。誰ですか、この作家は?みたいな、微妙なものばっかり扱っている。一方、「ギャラリー」ってのは、もっとクールな、知る人ぞ知るアーティストの作品が展示されているというイメージ。
このイメージは完全にステレオタイプだし間違っているのだけど、なんとなくそんな印象だった。

2013年夏に水戸芸術館にて大規模な個展を開催した、曽谷朝絵。 万華鏡の中のような、光をぶちまけたような、そんな明るい多種多様な色の模様。何かをかたどったものではなく、インスピレーションによって作られたであろう絵。
水戸芸術館では、この絵をプロジェクタで投影しながら動かしていたようだ。そのときの様子は動画で見ることができた。 面白い作品だった。
(2013.12.13)
コメント