
日本カメラ博物館の隣にある建物で、何か展示をやってる・・・ それだけの情報で行ってみた。
「日本の写真関連企業によって発行されていた写真雑誌の展覧会」 ということだが、さっぱりわからない。

行ってみて納得。 つまり、キヤノンだとかコダックだとか小西六だとか、そういうカメラ関係メーカーが昔はこぞってファン向けの雑誌ってのを作っていたのだった。
カメラの撮影テクニックの解説や、新製品の紹介などが誌面を飾っていたらしい。
で、そういう雑誌を、過去のものからずっと陳列展示しているのが今回の展覧会。
中身が読めるわけではない。雑誌の表紙が飾られ、簡単な解説文がついているだけだ。
正直、カメラに精通していない僕にとってはどうでもいい展示。 表紙の写真がその当時の世相を現しているならまだしも、そういう感じもしない。 「だからなに?」 というのが感想。
しかし、熱心に一つ一つを鑑賞しているお客さんもいらっしゃった。 カメラ好き、写真好きの人からしたら、垂涎の内容なのかもしれない。
僕にとってはとてもつまらない展示会だったが、時間の無駄だったとは思わない。こういう「自分が知らない世界」を垣間見えただけでも、有意義だと思うからだ。
(2013.12.15)
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