
恵比寿駅から歩いてしばらくの、通りから引っ込んだところにある建物。

強烈にボロいアパートがあったのでまさかこれか?ある意味アートっぽいが・・・と思ったが、実際はその奥にある、白くてガラス張りの最先端な感じの建物がそれだった。

1階はアート関連の書籍などを売るスペース。 今回の目的地は、店内から螺旋階段を下りた、地下一階。

荷物倉庫のような狭い場所。 「やってもうた!」 ニヤニヤしながらつぶやく。
展示されているものが、さっぱり理解できない。何だこれ。
元々、何の展示をやってるのかさえ理解しないまま訪れたのだが、だとしても理解できないにもほどがある。
改めて、この展示会を紹介するwebサイトをスマホで読み直してみた。
現代美術家、大竹伸朗がドイツ・カッセルで開催された現代美術の祭典『ドクメンタ』に出展した作品《MON CHERI: A Self-Portrait as a Scrapped Shed》をドキュメンテーションした資料集 『dOCUMENTA (13) Materials』シリーズの、スペシャル・エディションの発売を記念した展覧会。
うん、やっぱりわからない。 多分、大竹伸朗の作品を既に知っていて、好きであるという人でないと理解できない世界だと思う。
こういうのを、時間と交通費かけて訪れてしまったというのが、むしろ楽しい。
時間の無駄、だとは思わない。 自分の守備範囲外の世界が垣間見えて、いいじゃないか。
今後も、大して下調べしないまま、あちこちの展示会やギャラリーに出没しようと気持ちを新たにした。
(2014.01.15)
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