大塚国際美術館

大塚国際美術館

徳島が誇る地元企業、大塚製薬がボンカレーやポカリスウェットで儲けた金を注ぎ込んでこしらえた美術館。

陶板に絵をプリントしたものを展示する、という変わったスタイルをとっている。

つまり、ホンモノは何一つ存在しない、コピー品だらけの美術館。

壁画

その代わり、展示されているのは節操ないほどの世界中の名画。ゴッホのひまわりがあったり、ピカソのゲルニカがあったりと、やりたい放題。

もちろん、収蔵元の美術館や関係者にはいちいち承諾を得ているわけであり、その手続きやレプリカ作成の手間は相当大変だったと思う。

陶板にプリントしたものなので、遠慮なく作品に手を触れることもできる。なんだか新鮮な驚き。ただし、油絵独特の絵の具の立体感などは当然再現できていないので、のっぺりした印象ではある。

この美術館の真骨頂は「空間を再現する」ことにある。

システィーナホール

一番の名物である、「システィーナホール」は圧巻の一言。

バチカンにあるシスティーナ礼拝堂をそのまま空間ごと再現しちゃいました、というもので、壁面や天井にびっしりと描かれたミケランジェロの代表作を堪能することができる。

これは、額縁に飾られた絵を展示する他の美術館では絶対に真似ができない。

このホールだけで、1時間滞在してもいいくらいだ。

他にもこういう「空間再現」はいくつもあり、小さな聖堂だったり崩れかかった古代の墓だったり、どれも面白かった。

1時間半しか観賞時間が取れなかったので、全体の1/3程度しか見られなかったと思う。 また訪れないと・・・。でも徳島は遠いなぁ・・・。 なお、入館料は大人3,150円。手間暇かかっている内容に比例して、お高い。

(2014.01.02)