
映像作品が展示されている。
アニメーションと実写を混ぜたもので、部屋の中を飛び交う飛行機だとか、回り続けるレコードとか。言葉で言ってもうまく伝わえられないけど。
ノイズのような音と、あまり表面的な意味はない映像。 単調でつまらない筈なんだけど、なぜか引き込まれる。
映像作品は見ていてきりがないので、過密スケジュールの僕は敬遠しがち。でも、この人の作品は結構見入ってしまった。
映像を写すにしても、空間の使い方がうまい。 天井近く、随分高いところに画像を投影していたりしている。
週末でも客足はさほど多くなく、ゆっくりとこの不思議な世界観を楽しむことができた。 見る人を選ぶ内容なので、人様にお勧めできる展覧会ではないと思うが、個人的には好きだった。でも、それをうまく言語化できないもどかしさがある。
(2014.01.18)
コメント