
植田正治人気は圧倒的だ。 大勢の来場客。
同日の他の展示室とは桁違いのお客さん。
日仏それぞれの、「偉大なるアマチュア写真家」と称される人の写真を並べている。「対バン」的だ。
でも見ろ、植田正治が圧倒的じゃないか。 彼の作品は、砂漠に突っ立っている人たちというものが有名だが、それ以外の日常シーン(っぽいもの)までもが圧倒的だ。やっぱり、人気が出る訳が分かる。
一方のラルティーグは、お友だちや家族たちとの思い出のシーンを中心に撮影しているんだが、外国の風景で外国人が写っているとなんかリアル感がないというか、どんな写真であっても「ふーん」感がぬぐえないのだった。
多分これは、写真撮影の上手い下手ではなく、見ている僕が日本人だから、日本人を、日本の景色を撮影している植田正治の作品にシンパシーを感じるのだろう。
(2014.01.23)
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