大浮世絵展@江戸東京博物館

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大浮世絵展

浮世絵は、最近太田記念美術館で何度か見ているが、改めて名画と呼ばれるものをここで総覧し、浮世絵の面白さを満喫できた。来場者がものすごく多く、浮世絵を見ているんだか、人の後頭部を見ているんだか分からない状況ではあったが。

江戸時代の頃から、現在の日本の漫画の流れってのはあるのだな、と感心させられる。 デフォルメ化され、簡略化された絵は、西洋の絵とは明らかに異なる。そして、日本人である僕にとってとても親近感を感じる。

歴史や美術の教科書に載っていると、「頭でっかちな美術」でしかないけど、こうして実物を見ると、自分のルーツを考えさせられる。日本人であること、日本で生まれたこと、を考える。

今、東京の街中には、国立新美術館の広告がちらほらある。 「2014年夏、世界一有名な少年、来日。オルセー美術館展」 というもので、マネが描いた「笛を吹く少年」が出ている。

確かにその少年はよく出来ていると思うが、何か他人事という感じがする。その点、歌舞伎役者やおいらんなどは、僕とは無縁の存在であはるけどとても身近に感じた。 太田記念美術館の浮世絵よりも、はるかに楽しく見ることができた。 あちらは、絵の保護のために館内が薄暗く、作品をそっと、ひそやかに観賞する気分になる。そのため、浮世絵が持つ楽しさ、ダイナミズムが若干損なわれているような印象がある。

(2014.02.23)

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