ベルギーの作家、ミヒャエル・ボレマンスの個展。
油彩による肖像画が多いのだが、その色使い、描き方がいい。 少し変わった構図のものが多いが、かといって「奇をてらっている」というほどではない。それなのに、とても印象深い作品。
描かれている人物は、にこりともせず、みんな苦悩に満ちた雰囲気を身にまとっている。でも、陰気な雰囲気が感じられないのは不思議。 結構気に入った。
ノーマークだったけど、この人の作品なら家に飾ってみたいと思った。
それにしても原美術館、「写真撮影禁止」の注意書きがあちこちに多すぎ。 そこまで神経質にならなくてもいいのに。
(2014.02.05)
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