19世紀フランスを代表する画家の一人、シャヴァンヌの展覧会。
あちこちの美術館から名画を集めており、見ごたえあり。
写実主義というには写実的ではないような、いややっぱり写実的のような、というなんだか不思議な世界観の絵。
のっぺりしているような、立体的なような、不思議な絵で引き込まれる。
これで宗教画だったら明らかに僕は眠たくなっていたが、殆どがそうではないので、見ていて楽しかった。
でも、会場最後にあった、シャヴァンヌに熱を上げた日本人画家・黒田清輝の作品が一番インパクトがあった。
今、この展覧会の絵を思い浮かべよ、といわれたら、黒田清輝が描いたお坊さんの絵しか思い出せない。
(2014.02.06)
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