「ラファエル前派」というグループ自体知らなかったのだが、19世紀中ごろ僅かな期間活動した、イギリスの画家たちのことらしい。ミレイが有名。
いろいろな画家の作品が展示されているのだが、どれも絵がとても綺麗。 写実的なのだが、寓話的な要素も含まれていて、見ていて面白いものばかりだ。
たとえば、「受胎告知」の絵は、大天使ガブリエルには羽がないし、聖母マリアは病院のベッドみたいな簡易なベッドにいて、突然のガブリエルの登場にびびりまくっている顔をしているし。 従来の宗教画の範疇ではない。
実際、当時は相当叩かれたらしい。
(2014.02.17)
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