
地下倉庫のような場所「NADiff Gallery」の壁面2面にプロジェクターで投影する、映像作品。

どこかの街を車で移動しているときの車窓風景と、何かの野外フェス?におけるオーディエンスの様子をずっと撮影したもの。
NADiff Galleryは以前、自分にとって理解不能なものを見た経験があるので、ここと僕とは相性が悪いと思っていた。だから、再訪はないと思っていたのだが、つい。
BGMとして流れている、レコードの音楽がかっちょええ。そのせいで、映像、空間の体験がなかなかいい感じ。
NADiff Galleryの1階部分はアート関係の書籍などを売っているお店なのだが、そこで蓮沼執太なる人物が作曲家だということを知った。CDが何枚か売られていたからだ。

レコードの音楽がかっこよかったので、その曲を期待してCDを1枚、買ってみた。 家に帰ってからCDを聴いてみたら・・・ありゃー、いわゆる環境音楽だ。ノイズ、メロディーのない音。 しかも、インスタレーション中の最中に収録したものだったりして、音質も悪い。展示は良かったけど、 これは作戦大失敗だった。
(2014.03.15)
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