藤本涼個展 untouched flower@G/P gallery

G/P gallery

なんか微妙なものを見てしまった、という感じ。

藤本涼個展 untouched flower

木の枝、そしてその枝に接がれた花の写真。

ピンボケして、被写体全部にはピントがあっていない。

花はネット通販で購入したもので・・・とか、いろいろその撮影にいたるまでの考えがあるのだけど、見ている側からしたら「だから何なんだよ」と思う。

作者の精神性とか思惑ってのは僕にとってはどうでもよく、ただ単に見てワクワクさせられるかどうか、が重要だ。 その点、この写真は「正直どうでもいい」部類のものだった。少なくとも僕にとっては。

こういう、非常にとっつきにくい写真でもニーズが世の中にあるというのだから、世界って広いと思う。 そしてそれは社会の多様性の証拠であり、とても良いことだと思う。

僕はよく理解できない作品だったけど、だからこの作品がダメだとは全く思わない。むしろ、自分の知らない世界や価値観が世界に広がっている、ということにワクワク感を覚える。

(2014.03.15)

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