
CAPA(キャパ)、というカメラ雑誌があった。
・・・と思ったら、まだあるんだな。学研が出版している。
高校時代、写真部の部長が愛していた雑誌なので、その名前は知っていたし、雑誌名の由来となっている「ロバート・キャパ」という写真家の名前も知ってはいた。 でも、どんな作品を残した人なのかは全く知らなかった。
今回、ようやく初体験。
雑誌名になるくらいだから、それなりに影響がある作品を世に送り出していたのだろうが・・・。
見てびっくりした。 戦争と、それに翻弄される町の人々の写真が多いのだが、その写真一つ一つが映画のワンシーンにしか見えない。
なんて人々に躍動感があるのだ! 喜び、悲しみが印画紙から透けて見える。
これを見てつくづく思った。 カメラマンというのは、技術もさることながら、人々の思いが交錯するところにリアルタイムに赴く嗅覚とフットワークの軽さが重要なのだな、と。 写真作品を見て、久々にうなってしまった。
これはすごい。
(2014.03.29)
コメント