昨年8月からアホみたいに美術館&アートギャラリー巡りを始めた僕だが、一番訪問回数が多いのはこの太田記念美術館。
ひとつひとつの展覧会の会期が短いから、というのと、イベント告知系のwebサイトで紹介記事をよく見かけるからだ。
歌川広重の浮世絵は当然これまでたくさん見てきたわけだが、その深い、奥行きのある青色はとても印象的だった。
今回の展示は、その広重が得意とした青色をテーマにしている。面白い切り口だ。 色、をテーマにした展覧会とは。
この青は、オランダから渡来した「ベロ藍」というものを使っているのだが、空の色、海の色にとてもよくあっている。
しばし、青の世界に浸った。本当に、「浸る」という言葉がぴったりするくらい、じっと見ていられる色だった。
(2014.04.23)
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