外国人観光客が多い根津美術館。
あと、庭園内のお茶室でお茶会があったのか、和服姿の女性も多く敷地内を歩いていた。
かきつばたの青い花が咲く庭園。 その時期にあわせるかたちで、尾形光琳の国宝燕子花図が公開されている。
また、その国宝に対抗するかのように、すぐ横には円山応挙の「藤花図屛風」(重要文化財)が配置されているという大胆な構成。
燕子花図は、教科書にも載るような名作だけど、これまでの印象としては「のっぺりした絵だな」というものだった。 しかし、改めて現物を見ると、やはり迫力が違う。
とはいえ、やはりなんでこれが国宝になるのかは、よくわからない。それなりの理由はあるのだろうから、そういところまで知識を仕込めばより美術は楽しいのだろう。
しかし、そういうのは僕が嫌う「頭でっかちなアート」。敢えて知識からは背を向けたい、と思っている。
(2014.04.24)
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