赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界@東京国立近代美術館フィルムセンター

東京国立近代美術館フィルムセンター

映画のタイトルデザインというのはとても大事だ、というのは感覚としてわかってはいるけど、あまり意識はしないことが多い。

赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界

改めて考えてみると、「仁義なき戦い」なんてとても秀逸なタイトルデザインだったりする。あれが、ごく普通の明朝体なんかで描かれていたら、全然味気なかっただろう。

赤松陽構造(ひこぞう)は、日本を代表するタイトルデザイン作家だそうだ。邦画を殆ど見ないので、全くこの人の事は知らなかった。 北野映画では数多くのタイトルを手がけており、そういったものを中心に展示されていた。

なるほどこれは味がある。 こうやって、映画の一部分だけをクローズアップしてその職人技を知る、というのはとても面白かった。

(2014.04.25)

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