映画のタイトルデザインというのはとても大事だ、というのは感覚としてわかってはいるけど、あまり意識はしないことが多い。
改めて考えてみると、「仁義なき戦い」なんてとても秀逸なタイトルデザインだったりする。あれが、ごく普通の明朝体なんかで描かれていたら、全然味気なかっただろう。
赤松陽構造(ひこぞう)は、日本を代表するタイトルデザイン作家だそうだ。邦画を殆ど見ないので、全くこの人の事は知らなかった。 北野映画では数多くのタイトルを手がけており、そういったものを中心に展示されていた。
なるほどこれは味がある。 こうやって、映画の一部分だけをクローズアップしてその職人技を知る、というのはとても面白かった。
(2014.04.25)
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