1960年代から80年代にかけて、アングラ演劇というジャンルがあったわけだけど、その告知ポスターがとても独創的かつアーティスティックだった。
そういうポスターを展示するイベント。
アツコバルーは三度目の訪問だが、今回も靴を脱いであがり、1ドリンクを頼む。
トマトジュースをちびちび飲みながらの、ポスター鑑賞。
ちょうどオーナーさんによる作品解説をやっている最中で、ちょろっとだけ話を聞かせて貰った。
ポスターは、鮮やかな色、大胆な構図で見ていて面白い。映画ポスターとは全く違ったものだ。もっと観念的な内容が描かれているというか。その分、おもしろさが格段に上だ。
ただし、21世紀の今じゃ流行らないだろうな、と思う。
オーナーさんは、「遠目だったら作品を撮影してもいいですよ」と言う。横尾忠則とかのビッグネームの作品もあるので、あんまり接写するとまずいけど、と笑いながら。
それは、作品が持つインパクトの強さは、webだとかデジカメでは再現できっこない、という自信の表れだ。 このすごさは、実物を見なくちゃわからない、という。
実際そうだった。
(2014.04.27)
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