
二日連続でバルテュス展。
たまたま、昨晩、BS日テレで放送されている「ぶらぶら美術・博物館」がバルテュス展をとりあげていた。 この番組は山田五郎とおぎやはぎが、開催中の美術館などを見に行って実際に展示されている作品を鑑賞する、というもの。 オールロケ番組で、別撮りで「この作家の生い立ちは・・・」とかなんだと、頭でっかちな知識を押しつけてこないところがとても楽しい、ゆるい番組。最近大好きだ。
で、その日見たばかりのバルテュス展について番組で取り上げ、解説してくれていたので良い復習になった。で、ますますバルテュスが気になった。
というわけで、もう一度訪問。
同行者が、「パンモロ見たい」と言うから、じゃあ二日連続だけどもう一度見に行っていいや、という話になった。 同行者は、すっかり「あのパンモロの絵を描いた人」という認識。
さすがに、山田五郎の解説を聞いたあとの観賞なので、作品一つ一つが染み渡る。なるほど、こういうことか、と感心しっぱなしだ。
最初っから「ぶらぶら美術・博物館」を見て、この展覧会に訪れていたら、種明かしされちゃった手品みたいでつまらない。 先入観なしで見る → TV番組で解説を聞く → もう一度観賞する というのがとてもいい流れだと思った。
(2014.06.07)
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