
この日の朝、テレビのワイドショーで紹介されていたのでやばいなーと思っていたのだが、行ってみたら案の定鈴なりの人。
夏休みということもあって、子供連れがとても多い。
だまし絵は、ある特定の角度から見たら違った見え方がする、という性質の物が多い。なので、なかなか来場客が絵の前から動かないし、動いてもゆっくりだ。
だから会場内はとても混む。子供がいるから、なおさらだ。
そんなわけで、きっちり作品を鑑賞する気が失せ、適当に見てとっとと会場を後にした。 たぶんこの展覧会、子供はあまり面白くないと思う。「だまし絵」という言葉から、親御さんは「子供を連れて行けば喜ぶんじゃないか?」と期待するだろうけど。
作品一つ一つはなるほどそういう見せ方があるのか!と驚きが隠れている。でもそれは、これまでの常識というのがベースとしてあって、初めて成り立つものだ。 子供は、まだ「常識」が固まっていない状態。だから、驚きが少ないんじゃないか、と思うがどうだろうか?
(2014.08.11)
コメント