
ハーマンミラー社のデザイナーを勤めたこともあり、著名なジョージ・ネルソンの個展。
驚きなのは、「目黒区」が美術館を持っていることだし、こういう展示を企画実行できるだけの目利きがいるということだ。
公立の美術館は美術の教科書的な展示しかやっていないというイメージがあったが、さすがメガロポリス東京は区レベルの美術館でもしっかりしてるんだなと。
家具類なんて、普遍的なもののようで案外時代を反映するものだ。 1950年代のオフィスデスクを見るにつけ、仕事しづらいだろうなあこれだと、と思う。
タイプライター用の机など、21世紀の今から見たらとてもきゅうくつで使いにくそうだ。
アメリカにおけるオフィスデスクの考え方が日本のそれと違う、というのも面白い。地味にいろいろ楽しめた。
展示の仕方も、大塚家具やIKEAのような商品展示とは違って、良かった。
(2014.08.24)
コメント