建築家・磯崎新の思考を支えている、建築の周辺系のことについて取り上げた展示。
磯崎新といえば、先日記者クラブでザハ・ハディドの国立競技場案について「考え直した方がいい」と公開討論を仕掛けた人でもある。
逆に言えばそれくらいの認識しか僕は持ち合わせていないのだが、著名な人らしい。
そういえば1年近く前、オペラシティのICCでこの人の別の個展、見たっけ。今頃思い出した。
建築に関する展示というのは本当にすばらしいと思う。 文化、芸術、歴史、環境、素材、技術・・・そして未来。 そういったものをすべて包含しているからだ。
建物をデザインする際に参考にした膨大な資料や思考が、こうやって展示されているのは見ていてとても面白い。
もっと日本は、建築に関して俯瞰できる美術館・博物館があってもいいと思う。平安時代とかの歴史的建造物の構造を紐解いてみたり、現代建築家を紹介したり。やるべきことはいっぱいある。
(2014.12.08)
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