チューブをくっつけまくった形をした、ものすごく不思議な形をした歌劇場。
その企画段階からコンペ、建築までの流れを10年にわたって展示してある。
建築の展示は面白い、ということはここ最近僕が強調していることだが、まさにこれもそう。
模型が展示されていたり、いろいろ見て楽しい。
TOTOギャラリーって、一般的な認知度は低い場所だと思うのだが、会場内は鈴なりの人。かなりの人口密度だ。建築業界ではすごく有名なのだろう、きっと。
来場者はプロの方または建築を学ぶ学生なのか、閲覧可能になっている設計図の分厚い資料をじっくり読みこんでいるような人が多かった。
しかし、今の日本でこんな建物作ったら、「税金の無駄」って叩かれるな。金がないと、建築は冒険ができない。
(2014.12.20)
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