
現代美術を蒐集し、展示することの背景を、収蔵品の展示とともに解説する展覧会。
そこには現代美術ならではの多様性故の難しさがあった。
たとえば、ナムジュンパイクの映像作品は、ブラウン管のテレビをずらっと並べることで構成されている。 この展示をするためには、ブラウン管テレビをちゃんと動かさないといけないわけで、電気屋のような世界だ。
他にも、巨大な作品は展示が終わると一旦ばらして片付けないといけないよね、とか作品がどういう人の手を経て今そこにあるのかによって価値が変わるよね、とかいろいろ。
おもしろかった。
(2015.02.04)
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