東京・八重洲にあるブリヂストン美術館はリニューアルのため長期閉館に追い込まれるのだという。
あ、いや、「追い込まれる」という表現は正しくないか。
そんなわけで、収蔵品の中でもこれぞ、という作品を一挙展示するぜーという企画。
平日昼に訪れたのに、来場者がとても多いのでびっくり。やっぱり、ベストオブザベストだからだろうか。 それとも、地方から上京観光している方が、帰りの新幹線の便までのちょっとした時間でここを訪れているのか。
展示作品は「私設美術館でよくぞここまで幅広く集めたものだ」と感心させられる。有名どころから現代作家まで、いろいろ取りそろえている。でも、「金に任せて買ったぜー」という下世話さはまったくない。
この美術館をこしらえたのは、ブリヂストンの創業者の石橋何とかさんだけど、その人の個人収蔵品のセンスの良さがわかる。
こういうのを見るにつけ、金持ちは芸術にお金をかけないとダメだよね、とつくづく思った。 そうでないと、芸術家は喰っていけない。 で、最終的にその金持ちは、自分の金で集めた作品を美術館などで世に還元すれば素敵だ。 今の金持ちって、そういう篤志家精神はあるのだろうか?
(2015.03.11)
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