国内外3,000点の応募があったTDC展の優秀作品を展示している。
ポスターなどが中心だが、中にはアドビが開発したフォントなど、印刷・デザイン全般に関わる作品が紹介されていた。
ここのギャラリーはいつもそうだが、結構情報量が多い。みっちりと、これでもか!というほど作品を紹介し、それを来場者はざっと眺めるもよし、じっくり見るもよしというスタイルが気持ちいい。
さすがにここ2年くらいで400近い展覧会を見てきたら、「あ、この場所で開催される展覧会は性に合わないな」とか、そういうのがわかってくる。 それは、そこに展示されている作品がヘボいのばかり、とdisりたいわけではない。会場ごとに、展示される作品の芸風というか、雰囲気ってのがそれぞれあるので、「こりゃ僕には難解すぎてダメだわー」という作品が主力である場所もあるってことだ。
そういうのを鑑賞するのも、自分の感性を磨くために良い・・・とは思うが、立地条件がちょっとでも面倒だと、もう行く気が失せる。
その点、このギャラリーというのは僕にとっては安心のクオリティだ。
(2015.04.13)
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