
インパクトある独特のフォントが使われたタイトルロゴ。
しかし、これを見た観客は、「インドのイム」とわざと読み間違えて笑っていた。
「イム、人が全然いないね。やっぱり鳥獣戯画の方が面白いよね。地味だもんね」 と、お隣の平成館で開催中の鳥獣戯画展の行列と、誰一人行列を作っていない表慶館とを見比べていた。
実際、鳥獣戯画展は入場制限により100メートルを超える行列ができていた。
僕も入場を諦めたクチ。
で、インドのイム、じゃなかった、仏、だが、コルカタってどこやねんと思ったらカルカッタのことなんだな。 中に入ってみると、いやいやどうしてかなり混んでいる。行列こそできていなかったが、仏像をじっくり見るのがしんどいくらいの混雑具合ではあった。
教訓。有名な美術館・博物館には極力平日行こう。
インドの仏像たちは、見ていて面白い。予想以上にイケメンだったからだ。彫りが深い顔立ちだし、なんだか自信に満ちあふれた顔をなさってる。 日本の仏様のような、曖昧な表情とはちょっと違う。
以前タイを訪れたとき、そこで見た仏像にはさほど違和感を感じなかった。日本に相通じる顔立ちだな、と思ったものだ。しかし、インドになるとこうも雰囲気が変わるものなのかと感心させられる。
(2015.04.29)
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