京橋の路地にある、小さなギャラリー。初めて訪れた。
展示会の告知ポスターなどが店頭に出ておらず、やや不安にさせられる。しかし、入口がガラス張りで開放的なので、入りやすい。
この手の初訪問ギャラリーは、そのマニアックさに腰が引けて「中に入らず逃げる」ことを時々やっているが、ここは安心だった。
マリリン・モンローをはじめとする往年の映画俳優たちのポートレート写真が並ぶ。 どれもかっこいい。 これら作品は売り物なのだが、安いもので5万円、高いもので10万円くらい(額装含)。
高いなあ、と思う。「芸術作品」なのだからこれくらいして当然なのだろうが、よくお見かけする俳優さんの写真にそこまでの価値を見出すことは、僕にはできなかった。
というわけで、この手のギャラリーはちゃんとタリフを見るのがいい。
「ほう、案外安いんだな」とか「ええ?この内容でこの値段?この作家さんどれだけ有名なんだ?」などといろいろ考えさせられることがあるから。
(2015.05.14)
コメント