大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史@東京都美術館

大英博物館展

「博物館」の展示なので、美術というよりもどっちかというと「モノ」に近いような作品まで並ぶ。

100、ときりの良い数字の展示で、それでも古今東西のいろいろなものを紹介していて、面白い。

展示の仕方がとてもわかりやすく、200万年前のものから現代のものまで、時系列に沿ったりテーマに沿って並べられている。

年表と、世界地図両方を並べつつ、「これからご覧にいれる作品はこの年代の、この場所のものですよ」という紹介がされていてナイス。 この日はとても来場者が多く、ゆっくりと作品を見る余裕がなかった。なので、年表と地図を見るだけで済ませるエリアもあった。

展示されている作品の中でも、「これは注目だよ!」というものについては、解説文のところに「☆」マークが付けられていた。とても工夫されている。

それにしても、平日昼でなんなのこの人だかり。東京都美術館に限らず、上野公園全体がお祭りかのように人だらけ。 中国における、春節の帰省ラッシュとか夏のプールや海の大混雑を笑っていられる状況ではない。東京一極集中の弊害か、最近ますます混雑がひどくなっている気がする。

(2015.05.21)

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