日本橋三越の画廊で行われている現代陶芸作家の展覧会。
茶器が多数並んでいるが、さて実際にこれら茶器が今の日本でどれだけ需要があるのだろう?スイーツの世界では抹茶味がブームになりつつあるが、かといって「お抹茶」「茶道」が流行っているということは無いと思う。
シンプルな水差とか茶碗は見ていて楽しいが、こういうのに数百万円払ってくれる人は今後どんどん日本からはいなくなっていくと思う。
ざっと会場を見渡したけど、一般的なマンション住まいの場合、家に飾れるようなブツはほぼ皆無だった。 住んでいる世界が違うんだよ、上には上がいるんだよ・・・という話なんだろうが、このままでいいのだろうか?
ニトリの家具とかの上に置いたら似合うような、でも芸術性が高い陶器とか、そういうテーマの展覧会があったら見てみたい。
(2015.06.01)
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