d design travel OITA EXHIBITION@d47 MUSEUM

全国の都道府県を、一風変わった視点から紹介する観光雑誌「d47」。

その「大分県編」が発売になることを記念して、渋谷ヒカリエのd47ミュージアムで大分県のええもんを紹介。

このd47ミュージアムを訪れるのは何度目だろう?これまでも、「そんなもの紹介するんか?」と驚き呆れるようなものが沢山紹介されていて、その独自性に感心したものだ。

今回もそれを期待して訪れたのだが、その期待に違わぬ、「なんじゃそれ」という展示がゴロゴロ。 どっかの喫茶店の、店頭の看板と店内にある客席のソファ実物を持ってきて展示とか。

ファミレス「ジョイフル」発祥の地が大分だ、ってことで、何の変哲もない、お店で使うステーキ用の鉄板皿を並べてみたり。 老舗旅館も紹介されているんだけど、温泉だとか客室が、といった紹介じゃなくて、料理を提供する際のお盆とお皿だったり。 でも、そういう「目線の低さ」が楽しくてしょうがない。 歴史がどうたら、とか頭でっかちな、相手に知識と知性を要求するようなものではないのがすがすがしい。

ここ数年で、急速に日本人は「自分自身の体験」を重要視するようになった。それは、SNSでドヤするためとかそういう理由もあるけど、「ネットやらテレビで喧噪される情報が、既に実感を伴わない」感じになってきているからだと思う。

これからは、ますます「豪華なレストランでクリスマス」みたいなのはウケなくなり、それよりも「家でささやかに楽しくパーティー」なんて方が受ける時代になる。 観光だって、そう。有名な神社仏閣もいいけど、「農家にホームステイ」みたいな、体験型・地元型のものがもっともっと伸びるはずだ。

そういう事を考えながら、d47の大分展示を見ていると、とくに感慨深い。ああ、大分行きたくなった。唐揚げと、とり天の盛り合わせ食べたい。

(2015.03.09)

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