
絵画。 資生堂ギャラリーも結構攻めた展示が多い。
僕にとっては大抵の展覧会が「うーん」または「ありゃあ」というものであり、多分このギャラリーで「いいねえ!これは素敵!」と心底感心したことって殆どないと思う。
それでも、頻繁にこの地を訪れているのは、狭いながらも高い天井を持ち、独特の空間を生み出しているギャラリーだからだ。癖の強い作品であっても、その非日常空間に展示されることで、いろいろ考えさせられる。
正直、喉に魚の小骨が刺さったような違和感を覚える作品が多いギャラリーだけど、それもまた楽しいということだ。
回の展示は、3人の作家さんの作品が同時に展示されているのだが、阿部未奈子の「風景をPCによって歪ませ、それをローラー、マスキングテープ等で描く」という手法の作品はすごく気に入った。
一昔前の「パーソナルコンピューター」で描かれたCG的な感じがする鮮やかさと、昔ではあり得ない繊細さとが混じり、とても良かった。
あー、こういう作品なら自宅鑑賞用にホンモノを買ってもいいなあ、と思ったが、多分本当に買おうとすると既にかなりの値になっているだろうからやめとけ。
(2015.08.07)
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