栃木市は例幣使街道が通っていたこともあり、江戸時代の町並が残っている。
そんな中にある「とちぎ蔵の街美術館」。僕は勘違いして、「博物館」だと思っていた。商家の蔵を開放し、往時を偲ぶ展示を見るという。
・・・で、実際に到着してみたら、「美術館」だったのでびっくりした。あまりに迂闊すぎる。展示内容が何かすら、よく知らないでわざわざ栃木まで訪れていたという。
歌川広重の浮世絵はつい最近もどこかで見た。馴染みが深い。 しかし、代表作「東海道五十三次」は大好評につき20パターン以上が制作されていたというのは知らなかった。今回は、「保永堂」から出版されたバージョンと、それから15年後に「寿鶴堂」から出版されたバージョンが五十三次(+江戸と京都)全部並べて紹介されているから面白かった。
後から作った丸清(寿鶴)版の方が作りが雑に見えたのは気のせいか。
(2016.06.04)
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