アーティストグループ「カオス*ラウンジ」による作品展。
「カオス」という名前の通り、かなりごちゃっとしたコラージュ作品が目を惹く。
梅沢和木の作品は以前別のところで見たことがあり、かなり強く記憶に残っている。ここでも相変わらずのカオスっぷりで、とても面白い。
タリフを確認してみると、どの作品も「あれっ?」というくらい安い。ポストカードくらいの紙に漫画絵みたいなものが書き込まれた作品が7000円ちょっと、というのを「安い」と表現して良いのかどうかわからないけど、それでも僕は「作品として捉えたら、十分に安い」と思った。
一緒にいたカツは「これなら私でも描ける」と言っていたけど。
でも案外それって大事なことで、たとえ同じ絵であっても、作家の格が上がるに従って「これなら私でも」から「さすが○○先生」と一般人の認識が切り替わっていくのだろう。ブランドというものは、つまりそういうことだ。
(2016.07.10)
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