レオナールフジタの作品が2年間だかの修復期間を経て、大原美術館に帰ってきた・・・ということで大々的に展覧会をやっている。
とはいっても、常設展示の最後にこの作品が1点飾ってあるだけで、特にフジタの作品や関連する作家の作品が企画展的に並べられているわけではない。
大原美術館を代表する作品、エル・グレコの「受胎告知」の後にフジタの作品が展示されているので、いかにこの作品を大事に扱っているかがわかる。
どうやって作品を修復したのか、その修復過程を解説するパネル表示が充実していて、それと作品を見比べながらしばらく時間を過ごしたら結構楽しかった。
(2016.08.16)
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