
紀元前の作品、というのをこれまであちこちで見てきて、その都度「それに比べて日本は縄文式土器だからなあ」と我が国の文化との対比をしたものだ。
今回、紀元前3,000年とかいう作品を見て、ただただ唖然とするしかない。
最初、「紀元前300年」と勘違いしていて、「紀元前でもこの技術か!相かわらずすごいな!」と感心していたのだが、それが一桁間違っていて、紀元前30世紀のものだと知ってただただ、呆れるしかない。
今でも全く問題無く売ることができるであろうマグカップもある。薄く作られていて、飲みやすいだろう。
しかし結局、21世紀の今、こういう工芸品っていうのは世界各国大差がなくなった。これから先1,000年、2,000年後、工芸っていうのはどうなっていくのだろう?
(2016.08.20)
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