キッコーマンもの知りしょうゆ館

キッコーマンもの知りしょうゆ館

千葉県野田市にある世界規模の醤油メーカー、キッコーマン。

この企業のおかげで、クルマで「野田」ナンバーのクルマは「しょうゆナンバー」と小ばかにされるというおまけ付きで、それだけ「野田=醤油」のイメージが強い。

野田市には大盛りで知られる名店が何店かあり、昔は僕も何度か訪れたことがある。その際、「町全体が発酵臭に覆われている」という印象を持っていたものだ。 しかし時代は流れて2017年、工場の敷地に足を踏み入れても全くにおいは無かった。それだけ、工場が密閉されていて換気もフィルターを幾重に設置しているのだろう。

キッコーマンの工場見学は電話による予約が必要だけど、売店と併設の「まめカフェ」には予約無しで入ることができる。しかし、空きがあれば、当日現地で見学に混ぜてもらうこともできる。われわれはそうしてもらった。

キッコーマンもの知りしょうゆ館

「工場見学」といっても、ほとんど醸造工程を見ることができない。ガイドさんの解説を受けることはできるのだけど、天下のキッコーマンにしてはいまいち物足りない。菌の力を使って醤油を醸造する理屈をアニメで説明してくれるのだが、大人でもわかりにくい内容だった。これなら、漫画「もやしもん」で酒を醸す際に用いられた説明絵のほうがわかりやすい。中途半端に子供受けしやすいような作りにした結果、大人にも子供にも理解が難しい内容になってしまった気がする。

キッコーマンもの知りしょうゆ館

「まめカフェ」では、醤油せんべいの手焼き体験や、醤油ソフトクリームが楽しめる。醤油ソフトクリーム、豆乳醤油ソフトクリームを食べてみたが、とても不思議な味で「?」が頭の中を渦巻いた。

キッコーマンもの知りしょうゆ館

売店ではいろいろなキッコーマン製醤油が売られていたが、さすがキッコーマン、スーパーなどでおなじみの商品だらけで珍しさがない。あえてここで買わなくてもいいかな・・・と思えた。スーパーのほうが安いし。

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そのかわり、「サクサク!香ばし!!食べるしょうゆ」なるものを買った。食べるのが今から楽しみだ。

(2017.02.18)

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