外部セミナー受講のために外出した際、銀座一丁目駅から京橋駅まで乗り継ぎで歩くことになった。その際、「そうだ、昼メシ時間を削れば美術鑑賞を一発できるな」ということに気が付いた。
なにしろ、ポーラミュージアムアネックスは銀座一丁目駅を出て目の前だ。
今、何を展示しているのか何も知らないまま、突撃。
入場無料のミュージアムの特権だ。 展示は、ポーラ美術振興財団が支援している若手アーティストの作品。上野界隈の大きな美術館で展示されているような、「歴史の重みに耐えてきた大作家たちの作品」と違い、「今を生きる」作家ならではの鋭さ、面白さがある。
この絵の向こう側に、作家の息吹がまさに存在していると思うと、ワクワクさせられる。
鑑賞した作品がこれから先、歴史に耐えうるものなのかどうかはわからない。でも、それを見届けるのは自分だ。
(2017.03.07)
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