LIXILといえば便器でおなじみINAXが社名変更したのかと思っていたが、実際はトステムや新日軽、サンウェーブなど複数の住宅建材メーカーが合併した会社だ。
2011年に合併ということで日が浅いこともあり、この企業には複数のギャラリーや資料館がある。
それら施設の「宝もの」を横断的に抽出し、展示したのが今回の企画となっている。
INAXの影響で便器やタイルといった陶器製品の陳列があったと思ったら、アパートなどに使うものんあのか、アルミサッシが展示されていたり、はたまた伊藤若冲原画の織物があったりする。
工芸展でもあり、美術展でもあり、小規模ながら種類に富んでいて面白いラインナップだった。
(2017.03.07)
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