
久しぶりにすげえのを見た!こりゃあびっくりだ!
鉛筆とものさしでルービックキューブみたいな四角を書いた作品。または、小学生がビルの絵を描いたかのような、四角の羅列。 色気のない、白黒。
これのどこがすごいのか、まったくわからない。
学生が退屈な授業の暇つぶしに、ノートの片隅に描いているかのような絵だ。
絵、というか図、というか。
解説を二度読み返したけど、やっぱり理解不能だった。
一旦引いた線を消したりしてるのがいいらしい。知らんがな。
線を、一直線に引かないで、漫画絵の下書きのようにしゃっしゃっと何本も引いているのがいいらしい。えー。
ドイツのアーティストの作家の作品が、わざわざ日本で公開されているんだ。しかも、小山登美夫といえば日本を代表するギャラリストだ。きっと見る人が見れば「いいもの」なのだろう。
せめてもの抵抗として、「無料でいいなら、どの絵を家に飾りたい?」という観点で作品を見て回ったが、見事に「タダでもいらん」という結論に至った。
こういうのこそ、刺激的で楽しい。中途半端にわかった気になる作品よりも、取り付く島がないような作品って最高だよな。ワクワクする。
(2017.04.22)
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