「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展@銀座エルメス フォーラム。

19時前の銀座5丁目・6丁目界隈を歩いてみると、案外楽しいものだと気が付いた。

すらっとしてびっくりするくらい綺麗な女性が、颯爽とタクシーから降りてくる。どうやら、この界隈のクラブのホステスさんなのだろう。

若干露出が多めということもあり、遠くからでもすごく目立つ。

ちょうど僕はその時、喫茶店でかき氷を食べようかどうしようか、お店の前でウジウジと悩んでいる最中だったんだけど、その間にそういう美しい光景を何度も見かけた。さすが銀座だ、綺麗な人が大勢いるんだな。

結局かき氷は諦めて(なにしろ1,200円もする)、美術作品を見て帰ることにした。 数寄屋橋交差点にあるソニービル(立替中)の隣にコーチ、そしてその隣がエルメス。さらにお隣はアルマーニだ。

銀座エルメス

エルメスビルは中国人観光客が多く来店しているようだ。そのせいもあって、ドアの開け閉めだけを専門にやっているドアマンが玄関に常駐していても、さほど気兼ねなく入店できる。入店するやいなや、店員さんから値踏みされる目線を浴びることはない。

とはいえ、若干襟を正してから入店するようにはしている。

そんなエルメスビルの8階にあるのが「フォーラム」と呼ばれる吹き抜け天井の空間で、常時芸術作品が展示されている。空間を生かすために、高い天井から作品を吊り下げていることも多く、ダイナミックな視線移動を伴う大きな作品が多い。

ただし、大抵が前衛的な作家の個展だ。過去、ここには10回以上訪れているはずだけど、腑に落ちて会場を後にできたことは殆どないと思う。

今回も、そう。

おそらく、誰にでもわかりやすい作品を展示してしまうと、ブランドイメージとリンクしてしまうのでよくないのだろう。難解で、人によって解釈が分かれるような作品のほうが、一流ブランドとしてはよいのだろう。

こういう作品は理解なんてしなくてもいい。感じればいい。作家が作品を作った背景なんて知るのも面倒だ。ただ、感じればいいと思う。深く考えないことだ。

(2017.07.18)

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