アルチンボルド展@国立西洋美術館

アルチンボルド展

野菜や果物、生き物などを組み合わせて人の顔を作る、「だまし絵」的な作品で有名なアルチンボルドの大規模な展覧会。

アルチンボルド展

会場入り口のところに、記念撮影用のスペースがあり、順番待ちの行列ができている。2010年代の展覧会における典型的な光景だ。

展覧会ごとに工夫がされていて、「SNSで拡散してくれ!」という執念を感じる。

アルチンボルド展

このアルチンボルド展では、ディスプレイの前に立つと、自分の顔をベースにしてアルチンボルド風の絵にして見せてくせる、という手の込んだ作りになっている。ご丁寧に、顔が出来上がったら「20秒」という表示が出て、20秒でアルチンボルド顔は画面から消える。

記念撮影をやめて次の人に順番を譲りなさいよ、というわけだ。 で、アルチンボルド風自分の顔をSNSに投稿し、「#アルチンボルド展」をつけていっちょあがりだ。

(2017.07.14)

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