エコとかいうのは、人類が取り組まなくちゃいけない大事なテーマだと思う。 しかし、エコを推進することの「ダサさ」もある。
これはエコ推進者の身から出たサビで、エコロジーに気を配っている私ってサイコーーーー!っていう鼻持ちならさがあったり、宗教じみた言動をしたりする事例が散見されるからだ。
ああはなりたくない、と僕は思っているので、エコでありたいと思いつつそっちには足を踏み入れていない。
しかし今回の展示はどうだ?「これからの暮らしかた」をテーマに、47都道府県の取り組みを一つ一つ紹介しているのだけど、辛気臭さ・うさん臭さが全然ない。「ちょっとくらいガマンしなさい!」という説教もない。 あるのは、「高性能の断熱材やサッシ」の展示だったりする。つまり、これを家の壁に使えば、冬でも温かいです、燃料をあまり使わなくてよいのです、というわけだ。
こういう、「昔にもどれ」的発想ではなく、「未来に進めば地球にもやさしい」という発想はとても面白い。こんなエコがどんどん発展していくなら、僕もそれに乗っかっていきたい。
(2017.08.09)
コメント