古代アンデス文明展@国立科学博物館

古代文明、というと、エジプト界隈がメジャーで、その界隈の展示というのはよく開催される。

ピラミッドやミイラ、スフィンクスといった派手な存在があるからだけど、吉村作治氏を始めとするエジプト考古学者の広告宣伝のうまさ、というのがあると思う。

僕は吉村作治氏の講義を何度か受講したことがあるけれど、発掘作業をするために要する莫大な費用は、いろいろな企業から支援してもらわないといけない。そのために、「謎」とか「ロマン」を煽ってマスコミに扱ってもらい、世の中に興味を持ってもらう必要がある。そのあたりに彼は長けていたと思う。

それが悪いとかいいとかいう話ではない。今回、古代アンデス文明展を見ると、いやあエジプトに負けず劣らず、こっちもスゲエ文明だな!と思う。なのに、日本では圧倒的に地味な存在。この扱いの違いはなんだ?というくらい。

エジプトというのはナイル川による肥沃な大地と水運があった。チグリス/ユーフラテス川界隈とか黄河界隈とか、大河の周囲には文明が発展しやすい条件が揃っている。しかし、アンデスって何なのよ。山の奥だぞ。

なんでこんなところに、紀元前3,000年とかからかなり進んだ文化があったのか、不思議すぎる。 もっとアンデス文化というのを知りたくなった。

(2017.11.24)

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