高尾山口の駅前にある。ここにやってくるときは、高尾山に用があるときに限る。
一目散に山に向かっていくので、施設の存在は目に留まっていても、一度たりとも中に入ったことがなかった。
観光地に時々見かける施設。目の錯覚を利用した、平面画なのに立体感があるようなものを見せてくれる。「アート」と呼ぶにはやたらと俗っぽいけど、これもまた立派なアートだ。
子供だまし的な、チープな施設なんだろ?と半笑いを浮かべながら中にはいったが、いやあ、1時間半近くしっかり楽しめた。後ろのスケジュールが押していたので最後は端折ったけど、それくらい満喫できる施設。
油断したッ!こんなに面白いとはッ!
中の展示物は、事前にイメージしていたのものと大差はない。しかし、実際の面白さは想像していたもののの5倍くらい上だった。「ええ!?何でこうなるの?」という意外さはないのだけど、施設のいたるところに「よく考えたなあ」というアイディアだらけだ。
実物を見ると、「なるほど、そりゃそうなるよね」というものが多いけど、その発想はなかった!という発見だらけ。 騙されたと思って、一度行ってみるといい。
ただし、「どうせ子供だましだろォ?」と半笑いで訪れ、その予想が裏切られて大満足する、という流れが望ましい。最初からあまり期待しすぎないように。
(2017.10.14)
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